腎・泌尿器科おおねクリニックコラム

2017.04.10更新

"先日お話した、EDの原因は二つの分類に分けられるというお話をさせていただきました。
本日はその一つ器質的障害の中で一番、EDの原因として多くみられる「加齢」についてお話をしていきたいと思います。

人間は誰でも誕生日があり、毎年誕生日を迎えるたびに、一歳ずつ歳をとります。
加齢は神様でも止められないことであり、動物として生きていく以上、避けられない現象です。
加齢による現象は、身体のいたるところに現れます。
老眼になったり、白髪が増えたり、胃腸が弱くなったり、腰が曲がったり・・・人によって個人差がありますが、たとえば加齢現象を一つも感じない!という高齢者はいないはずです。
その加齢現象の一つとしてEDは位置づけられると思います。
つまり、EDは誰しもなる可能性があるものです。

加齢がEDの原因となる一番の要因が、動脈硬化といわれています。
つまり血流が悪くなっていることで、男性生殖器への血液の流れがスムーズに行われなくなり、そこからEDを引き起こしてしまうというものです。
なので加齢が原因といいましても、歳をとれば誰もがEDになるというものでもないというのが、この血流の良し悪しというところに関わってきます。

年齢的には、40歳代から加齢によるEDの症状が見え始める傾向にあります。
50歳代になると、その数が急激に増えます。"

投稿者: 腎・泌尿器科 おおねクリニック

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